TOEICを勉強するにあたって、継続的に自分の点数記録して苦手な部分を洗い出したり、勉強の成果を可視化するのはモチベーションを保つうえでも大切ですよね。私自身、TOEICにはある程度時間をかけて取り組んできましたが、手書きで点数を記録して振り返ったり、問題集に書き込みをしたりとアナログな方法が多かったです。もう少し勉強の記録を簡単に残せ、分析に役立つツールがないのかと苦慮していました。
アプリを利用するなども考えたのですが、TOEIC特化かつ無料なものが少なく、なかなかしっくりくるツールがないままでした。
そこで、自分で作ってしまえ!ということでGoogleが提供しているデータポータルというツールで分析用のダッシュボードを作成してみました。今回はこちらをご紹介したいと思います。
TOEIC専用のデータポータルを見てみよう
百聞は一見に如かず、ということで早速出来上がった分析シートをお見せします!
スマホで見る用のページにしていますが、一応PC版も作っています。詳細はリンクを記載してますのでそちらからご覧ください。
スマホ版
↓↓ページへのリンクはこちらから↓↓
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各グラフ・表の解説
さて、データポータルをご覧いただいたところで、実際にどのようなデータを蓄積できてどのような分析ができるのかを見ていきましょう。
目標と合計のサマリー
上から順にグラフを見ていきましょう。まず一番上にあるこの部分から。
ページの一番上に置いているのが目標スコアを記入する欄。ここには、目標点数と、その目標を達成して何をしたいのかを書くようにしています。こちらのページでは、目標は900点(200問中180問正答)としていますが、海外旅行で現地の人と英会話をしたい!のように900点を達成してどのようなことができるようになりたいのかを常に見える状態にしておくことで、モチベーションが高まるようになっています。
また、その下には模試を行った日ごとにスコアを記入していき、正答数の推移が見えるようになっています。こうしてみると、正答数の推移が可視化されるので自分の点数の伸びが分かりやすいですね。
Partごとの正答率と正答数
次に、Partごとの正答率と正答数が分かる積み上げ棒グラフを作ってみました。
積み上げ棒グラフにしているので、全体の中でどのPartの得点率が高いのかや、回によって正答数に差がある部分を洗い出せます。これを見ることで、自分が苦手なPartを見つけることができるでしょう。
また、下の図のようにPartを絞り込むことができるので、特定のPartの正解数の推移を見たいときは絞り込みフィルタを使えます。
文法間違いポイントとリスニング苦手発音の分析
さらにその下には、文法とリスニングの苦手ポイントを分析するデータが見れるようになっています。
まず左側の文法ですが、文法事項ごとに間違った問題のカテゴリを記録しておき、円グラフで表示することでどの分野で文法の間違いが多いのかを見ることができます。この表で言うと時制や品詞問題での間違いが多いので、対策すべきポイントが丸わかりです。
また、右側はリスニングの問題で、どの国のスピーカーの問題で間違えたのかを記録しています。この表の場合、イギリスの発音が苦手だということが分かるので、イギリスの発音に特化して対策をすれば、よりリスニングでのミスが減っていくでしょう。
分からなかった単語一覧
次は、分からなかった単語とその意味を記入する欄になっています。
こちらは、オーソドックスに知らない単語の意味を調べて記入していく部分です。以前はノートを用意してやっていましたが、スプレッドシートにまとめることで持ち歩かなくてもすぐに見れるようになり、なくす心配もないので便利になりました。
勉強時間ログ
最後に、勉強時間の推移が見れるようにログを作ってみました。
「リスニング」「長文」「文法」とカテゴリ分けを行い、それぞれ何分勉強したかを記入していきます。
こうしてみると積み上げ棒グラフで勉強時間が可視化されるので、勉強時間が少なくなってきたらもっと勉強しなきゃ・・と危機感が煽られます(笑)
まとめ:データを分析することでTOEICをもっと楽しく
さて、自作のデータポータルを見ていただきましたが、正直TOEIC一つとっても色々と分析の軸はあるなと思いました。これまでアナログで点数を分析してきた方も、このような分析ツールを使ってデータを可視化・分析することで、新たな弱点の発見や今後の勉強に役立つ気づきがあるかもしれません。
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