TOEICで集中力を持続させる10の方法

TOEICで集中力を持続させる方法TOEIC

TOEICの問題が時間内に解き終わらない、また集中力が途中で切れてしまい最後まで問題に取り組めない、という方は多いのではないでしょうか。実際私の友達でも「試験中に寝てしまった」や「リーディングの途中で思考力がなくなり最後は塗り絵をしていた」という声を聞いたことがあります。今回は、そのような方のために集中力をUPさせる方法を10個ご紹介します。
試験前や試験中に誰でも簡単にできることを厳選していますので、ぜひ実行してみてください。

TOEIC受験前の準備編

まずは、試験本番ではなく普段の準備で集中力を高められる方法についてご紹介します。普段の勉強で意識したり、試験前に行っておくと効果的です。

普段から本番と同じ2時間でリハーサルをしておく

普段の勉強から、2時間ぶっ続けで問題を解くトレーニングをしておきましょう。2時間という長い時間に慣れるだけでなく、時間配分や疲れが出てきた時の正答率が把握できれば、本番に向けた対策も取りやすくなります。
できれば休日の午後などTOEIC本番に近い時間帯で2時間時間を取り、本番同様の形式でリスニング&リーディングの問題を解いてみましょう。その上でしっかりと振り返りを行い、集中力がどれくらい持続するかを把握しておきましょう。

十分に睡眠をとる

TOEICに限った話ではないですが、しっかりと睡眠をとることで頭が回るようになり、万全の状態で試験に臨むことができます。
成人では最低でも6時間といわれていますが、できれば7時間~8時間の睡眠をしっかりととり、試験中に眠気が来ないようにしましょう。

直前の食事は軽く、炭水化物を避ける

現在ではTOEIC試験は午前中/午後と2パターンの時間帯で行われていますが、どちらも直前の食事は軽く済ませるように心がけましょう。特に、炭水化物を取りすぎると眠気の原因になりますのでご飯やパンなど主食はほどほどに。また、試験直前の食事は避け、可能であれば1~2時間前には食事を済ませておきましょう。
逆に何も食べない、という方もいるかもしれませんが、脳にエネルギーを補給するという意味でも食事はとても大切なので、食事を抜くことはやめておきましょう。個人的には、消化に時間がかかる肉や魚よりも野菜や果物、ナッツなどといった植物系の食事をとるのがベストコンディションをもたらしてくれると考えています。

カフェインを摂取する

個人的には好きなのですが、試験前に少量お茶やコーヒーでカフェインを摂取するようにしています。
あまり飲みすぎるとトイレが近くなってしまうので、積極的にはおすすめできませんが、シャキッとして試験に臨みたい方、眠気覚ましが欲しい方はカフェイン摂取が有効かもしれません。
ちなみに私は家で勉強する前にもコーヒーか紅茶を必ず飲むようにしているので、もはやルーティーンの一部となっています。

TOEIC試験中

ここまで、普段の勉強や試験前に集中力を高めるポイントをご紹介してきましたが、ここからは試験中に集中力を高める方法を見ていきましょう。ぜひ次回の試験から実行して見てください。

背筋を正す

基本中の基本ですが、長時間ずっと座っていると姿勢が悪くなってきます。特にリスニングは集中していても、リーディングを解いていくうちにだんだんと猫背になってきすよね。そこで、問題の切れ目や15分に1度などのタイミングで姿勢を正してみましょう。背中を伸ばすだけでなく、しっかりと骨盤をまっすぐにすることで全身の血流もよくなり、シャキッとした気持ちになれます。

深呼吸や伸びをする

周りに迷惑がかからない程度に、深呼吸や伸びをするようにしましょう。むずかしい問題に当たった時など、ついつい考え込んでしまい、ムシャクシャして集中力を失ってしまうことがあるかと思います。そんな時に深呼吸や伸びをして気持ちをリセットすることでしっかりと問題に向き合うことができるでしょう。

周りを見て競争心を高める

これは個人差があるかもしれませんが、私の場合は周りの人が問題をサクサク解いているのを見ると、競争心が煽られて「自分も頑張らねば・・」という気持ちになります。手が止まった時やついぼーっとしてしまったときは、周囲の人が黙々と問題に向き合っている様子を見て焦る気持ちを呼び起こし、再度問題に集中する、といったように自分をコントロールすることができます。

制限時間を細切れに切る

リーディングの問題は時間との戦い。75分の制限時間があり、一見たっぷりと時間があるように思えますが実際は時間が足りなくなってしまうことがほとんど。これを避けるためには、各パートで自分なりの目標時間を決め、一つずつクリアしていくのが有効です。私の場合、Part5、Part6、Part7のシングルパッセージ、Part7のダブルパッセージ、Part7のトリプルパッセージ、のように5分割してそれぞれ目標時間を定めています。こうすることでPart5を解く段階から時間制限を意識して、ほどよく焦りながら問題を解いていくことができます。結果として目標時間を決めずに解くよりも集中して問題を解けていると思います。

長文を音読する

あまり大げさにやると失格になってしまうかもしれませんが、こっそり問題文や長文を口に出してみることでも集中力が持続します。脳は体の様々な器官を動かすことで活性化するため、問題を解く際は手を動かすだけでなく口を動かして英語を発音してみる(あくまで周りに聞こえないように、つぶやく感じで!)ことで集中力を高める効果が期待できます。

わからない問題、迷った問題を引きずらない

リスニングで良く聞けなかった問題や文法が分からない問題など、試験中はいろいろな悩みや邪念が襲ってきます。そういった悩みに囚われることなく、目の前の問題を一つずつ解くことに努めましょう。
特にリスニングはもう一度音声を聞くことはできないので、後から考えても正解にたどり着く可能性は少ないです。「やっぱり選択肢はBじゃなくてAだったかな」という気持ちも十分分かりますし、私もいまだに前の問題の選択肢を考えて次の問題に集中できないこともあります。しかし、終わった問題をくよくよと考えるよりもこれから解く問題に全力を傾けることの方が得点を伸ばすためには重要です。

まとめ:日頃からしっかりと準備をしたうえで、姿勢と気持ちを正して臨もう

ここまでTOEICで集中力を持続させる10の方法についてご紹介してきました。どの方法もぜひ実践していただきたいものばかりですが、中でもあらかじめ2時間の時間を取ってリハーサルを行っておくことは重要です。
いきなり受験するのではなく、しっかりと時間を取って予行演習を行ったうえで、自分の集中力が切れるポイントや間違えやすい部分を洗い出し、対策をしていくことで高得点につながるでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました