2022年のTOEICの傾向と対策、スケジュールを解説

2022年のTOEICの傾向と対策TOEIC
2023年のTOEICの傾向と対策についてもまとめているので、そちらもぜひご覧ください!

早いもので2021年も終わり、2022年がやってきました。
昨年は思うような点数が取れなかった方も、これまでの傾向を踏まえてしっかりと対策を練り、高得点を目指していきましょう。

2022年TOEIC公開テストの傾向

毎回のTOEICテストの振り返り記事でもお伝えしている通り、近年TOEICは難化傾向となっており、これまでの試験よりも得点が取りにくくなっている可能性があります。
2021年の試験の出題傾向を踏まえて、2022年のTOEICテストの難易度を予想していきます。各パートについてまとめていますので、ぜひご覧ください。

Part1の2022年の難易度予想

Part1は写真描写の問題ですが、2022年も2021年と同程度の難易度になると予想します。
難しい単語が使われる回もありましたが、基本的には日常会話で使うレベルの問題が出題されるため、公式問題集などを解いて単語のレベルに慣れておくと攻略しやすいです。

Part2の2022年の難易度予想

Part2は近年最も難化が顕著なパートです。
質問に対して直接的に答える選択肢の割合が減り、変化球的な回りくどい回答が正解となる問題が多くなってきています。2022年もこの傾向は続くと予想されるため、短文の質問でもしっかりと聞き取る練習が必要になるでしょう。
ただし、これ以上難しくなると正答率もかなり落ちてしまうため、難易度的には2021年と同程度で落ち着くのではないでしょうか。

Part3・4の2022年の難易度予想

Part3は会話、Part4は1人の話し手によるナレーションを聞き答える問題です。
問題形式は変わっていませんが単語のレベルは上がってきており、今後も単語レベルの上昇は続くことが考えられます。また、シチュエーションとしてTV会議や最新テクノロジーの話など新しいものも登場しており、その時々にホットなトピックも覚えていけると良いでしょう。

Part5の2022年の難易度予想

Part5は短文穴埋め式の問題で、主に文法の知識が問われます。
Part5の難易度はそれほど上がっておらず、2022年も難易度に変化はない公算が大きいです。しかし、他パートと同様に単語のレベルが上がっているのは事実。
文法知識の定着に加え、ボキャブラリーを増やしていくことで得点率を上げていけるでしょう。

Part6の2022年の難易度予想

Part6は長文の穴埋め問題が出題されますが、それほど難易度が高くなってきている印象はありません。
2022年も、2021年と同様のレベルの問題が出題されそうです。

Part7の2022年の難易度予想

もともと難易度の高いPart7ですが、近年ますます難しくなってきています。
長文の文章量が多くなったり、使われる単語が難しくなったりと2022年も同様の傾向が続くでしょう。
読むスピードを向上させることもそうですが、精読する力を身に着け、一度読んだ内容を記憶できるようにしておくと時間短縮に役立ちます。

2022年TOEIC公開テストの対策方法

2022年も高難易度が予想されるTOEICテストですが、どのように対策をしていけばよいのでしょうか。
リスニングパートとリーディングパートに分けて解説します。

リスニングパートの対策

2022年のリスニングパートで高得点を取るためには、聞いた英語を瞬時に理解し、選択肢と照らし合わせるスキルを向上させる必要があるでしょう。
特にPart2ではすぐに解答する必要があるため、英語を聞いて理解し、正誤判定を下すスピードが重要となります。Part3、Part4でもテンポよく問題を解いていくためには、内容理解と選択肢の照合を効率的に行っていくと良いでしょう。
シャドーイングリピーティングディクテーションオーバーラッピングといった勉強法を利用して対策を進めていきましょう。

リーディングパートの対策

リーディングパートでは、特にPart7の対策が重要となります。長文を読みこなし選択肢と照合していくのには、文構造の把握やパラグラフ毎の情報把握が重要になってきます。
基礎として文法は身につけた上で、構文や接続詞の働きを理解し、スラスラと文が読めるように練習していきましょう。

2022年のTOEIC公開テストの日程

最後に、2022年のTOEIC公開テストの日程について見ていきましょう。
公式サイトでは、下記のような日程が出されています。

試験回試験日結果発送予定日
292(午前
293(午後
2022年4月24日(日)2022年5月24日(火)
294(午前
295(午後
2022年5月29日(日)2022年6月28日(火)
296(午前
297(午後
2022年6月26日(日)2022年7月26日(火)
298(午前
299(午後
2022年7月24日(日)2022年8月23日(火)
300(午前
301(午後
2022年9月11日(日)2022年10月11日(火)
302(午前
303(午後
2022年10月2日(日)2022年11月1日(火)
304(午前
305(午後
2022年10月23日(日)2022年11月22日(火)
306(午前
307(午後
2022年11月20日(日)2022年12月20日(火)
308(午前
309(午後
2022年12月18日(日)2023年1月17日(火)
310(午前
311(午後
2023年1月29日(日)2023年2月28日(火)
312(午前
313(午後
2023年2月26日(日)2023年3月28日(火)
314(午前
315(午後
2023年3月19日(日)2023年4月18日(火)

8月以外は毎月テストが開催されるため、すべてのテストに申し込めばほぼ毎月TOEIC公開テストを受けることができます。
高得点を狙う方は、3~4ヶ月おきに申し込み、毎回の復習を行いながら1年を過ごすと得点が徐々に伸びてくるでしょう。

まとめ:全体的に2021年と同様の難易度だが、難化傾向は続くかも

難易度については、2021年と同様の難易度を維持しつつ、単語のレベルは上がってくることが予想されます。これまで以上に難しい単語を覚えておく必要が出てくるでしょう。
トピックとして出される内容もドローンやIoT、リモートワークなど近年の技術を取り入れた内容に変わってきていますので、可能であればTOEICの勉強以外でも英語の情報に触れ、インプットができると良いでしょう。

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