【超速報】第264回TOEIC公開テストの感想-難易度・出題傾向は?

第264回TOEIC公開テストの感想-難易度・出題傾向は?雑記帳

強い風雨が関東を襲った今日、雨の中何とか会場にたどり着き、TOEICを受験してきました!
前日に深酒をしており、二日酔いしないか心配でしたが特に二日酔いもなく、2時間しっかりと問題を解くことができました。早速振り返りを行っていきます。

今回の受験会場の様子

今回は都内の大きめのホールが受験会場で、150人程度での受験となりました。引き続き入り口での体温計測や受験票のヘルスチェックが行われており、席も3人がけのテーブルを2人で使うようになっていました。
広めの会場ということもありリスニングの音声はやや反響しており、聞き取りやすさにやや影響しました。

第264回TOEIC公開テストの出題内容

今回のテストに関しては、難しい単語がいくつか見られたのが印象的でした。Part7は長文問題ということもあり、もともと難易度の高い単語が出てくることは予想されましたが、今回はPart3やPart5のような、読解に重点を置かないパートでも難しい単語がいくつか見られました。具体的な単語については、各パートの解説のところで振り返りを行っています。

それでは、ここから各パートの感想をお伝えしていきます。私が受験したフォームはPart1で通りに車が並んでいる写真や、女性が梯子に乗っている写真が出ていたものです。

Part1:簡単

Part1はかなり簡単な印象でした。選択肢も聞き取りやすいものが多く、正解を選びやすかったです。
聞き取りにくい問題があったとすれば、私のフォームで登場したイーゼル(easel)が選択肢に入っている問題くらいだったかと思います。
ただし、今回は間違いの選択肢が分かりやすかったため、消去法でも解くことができました。

Part2:普通

Part2は通常通りの難易度でした。前半から、やや変化球の答えがありましたが落ち着いて3つの選択肢を比較できれば正解にたどり着けました。
後半は集中力を保つのが大変でしたが、1問ごとに深呼吸しながらリズムよく進めることができました。

Part3:やや簡単

Part3は全体的に簡単な問題が多かった印象です。特に問題や選択肢が読みやすいものが多く、先読みがスムーズにできました。
1か所だけ難しかった問題を挙げるとすれば、後半の問題の中に、選択肢として”apprenticeship(見習い)”という単語が出てきており、詰まってしまった方もいたのではないかと思います。”internship”のような単語でも良かったと思うのですが、意図的に単語を難しくしていたのでしょうか・・。
また、Part3の最後に出題される図表問題は、今回はかなり簡単な印象を受けました。私は先読みをしていましたが、していなくても音声を聞きながら図表を眺めれば解ける問題が多かったです。

Part4:普通

Part4の難易度は普通だったと思います(というか、特に記憶がありません)。私は先読みをずっとしていたので、割とスピーディーに解答できていました。図表問題もそれほど難しくなく、先読みをしっかりと行っていれば解きやすかったです。
1問難しかった問題を挙げるとすれば、後半出てきた会社の研修(?)でスピーカーの部署を答える問題を聞き逃しており、その後問題文を全部聞き取っても部署が判明しなかった問題くらいです。

Part5:普通

文法問題については、それほど難易度の高い問題は見られませんでした。時制や品詞など、市販の問題集にもよくあるような問題が多かったです。ただし、単語については通常よりもやや難易度の高いものが出題されていたように感じました。選択肢もそうですが、問題文の中にも”comply with(~に従う)”のような普段あまり目にしない単語が出現したりと、解きにくい問題も多少ありました。

自分の備忘のために付け加えておくと、名詞の可算/不可算を問う問題で詰まってしまったのは反省点です。”research(調査・研究)”という単語について、可算か不可算かを問う問題が出題されたのですが、少し考え込んでしまいました。正解は不可算だったので”research”が正解だったのですが、その場で考えなんとか正解を選び取ることができました。
このあたりは単語を覚える際に可算/不可算もセットで覚えておくことでよりスムーズに解答できたと思います。

Part6:簡単

Part6は今回のテストの中で最も解きやすく、速く解くことができました。単語補充の問題も、文挿入の問題も分かりやすく、問題を繰り返し読むことなく解答できました。解いていて気づいたのですが、Part5で答えになっている”functional”がPart6でも登場していたので、Part5で答えが分からなかった方でもPart6の問題を読むと正解が分かるようになっていました。これは偶然起きてしまった出題ミスと思われます・・。

Part7:難しい

今回はPart7にかなり時間を使いました。前半はそれほど難しい問題はなく、サクサク解けていたのですが、マルチパッセージから難しくなった印象です。根拠が探しにくく、解答に手間取った問題が多かったです。1問どうしても分からない問題があったのですが、”artist in residence”という単語の意味から類推して解答しました。
難しかった単語で言うと、”perforated(穴の開いた)”という単語が出題されており、前後の文脈から類推して意味を取りました。今回は独特なシチュエーション(会社の表彰のための記念品を発注するなど)での長文問題が多く、なかなか状況や背景が掴みにくい文章が多かったです。

まとめ:常に単語のインプットと文法事項の復習は大切

冒頭でも言った通り、今回のテストでは問題の作りこみというより単語の難しさから難易度がやや高くなっていた印象を受けました。
日頃の単語のインプットでTOEIC専用の単語帳を使うのではなく、英検やTOEFLなど幅広いトピックに対応できる単語力を身に着けておくことで単語の難化にも対応できるようになると思います。

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