春の陽気が近づいてきているこの頃ですが、筆者は重度の花粉症に悩まされています(笑)
そんな中、第290回・291回TOEIC公開テストが行われました。今回も難易度や感想について振り返っていきましょう！
第290回・291回TOEIC公開テストの難易度・傾向
今回のTOEICテストの難易度は、前回と同程度だったと言えます。それほど難易度は変わっていないとはいえ、前回予想していた通りリスニングの難化が見られました。リスニングで勢いをそがれるとリーディングにも影響するため、気持ちよく最後まで解けた方は少なかったかもしれません。
Part1：やや難
今回のPart1はやや難しかったと言えます。英語のレベル自体は高くないですが、人物写真なのに人物に言及しない問題が出るなど、少し視点を変えた問題が出題されていました。また、普段登場しない珍しい表現も見られたので、迷われた方も多かったでしょう。
新しいナレーターのイギリス人が読んでいる問題もあり、全体的な難易度は上がっていました。
Part2：難
Part2は、普段よりも難しかったという印象です。質問にはっきりと答えていない選択肢が序盤早々から登場し、なかなか簡単な問題が出ない時間帯が多かったです。
また、前々回あたりから登場した新しいナレーターの読みが速く、聞き取りづらい問題もありました。
Part3：やや難
Part3の難易度はやや難しい程度でした。やはり、イギリス人女性の発音がくぐもったようで聞き取りづらく、いくつかの問題で普通よりも集中力を要したと思います。
Part4：やや難
Part4もPart3と同じくやや難しかったです。スピードが速い問題があったり場面が想像しにくい問題があったりと、つまずくポイントが多数ありました。
Part5：普通
Part5の難易度は普通程度でした。難しい単語はあまり出題されていなかったものの、しっかりと構文を取らないと解けなかったり、文章全体の意味に合致する単語を選ぶ必要があったりと、間違えやすいポイントはいくつかありました。
接続詞や前置詞の問題は、Part5にしてはやや長い文章が多く、時間を取られてしまった方もいたかもしれません。
Part6：普通
Part6の難易度は普通程度でした。今回は、文挿入問題は簡単で、全体をしっかり読めていれば正答を選びやすかったでしょう。逆に文法問題はやや難しく、空欄だけでなく前の文とのつながりなども加味しないと解けない問題もありました。
Part7：普通
今回のPart7の難易度は普通程度でした。依然として読む量は多かったですが、これまでのテストと同程度でした。
珍しいトピックも出題されていたので、全体像が掴みにくく時間がかかってしまった問題もあったでしょう。
まとめ：リスニング対策を今一度
前回も同じような傾向が見られましたが、リスニングの難易度が徐々に上がってきており、今年のTOEIC攻略のコツはリスニングとなりそうです。
TOEICテストでは、様々な国のスピーカーの音声が登場するため、普段の教材だけでなく、イギリス、オーストラリアなどたくさんの国の英語に触れ、聞き取り能力をアップさせていきましょう。
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