梅雨のじめじめした空気が続いていますが、そういう時こそTOEIC!サクッと解いてすっきりした気持ちになりたいものです。
今回は私は直接受験はしていないのですが、様々な方が第270回・271回TOEIC公開テストの感想を講評しているのでまとめました。ぜひ参考にしていただければと思います。
第270回・271回TOEIC公開テストの出題内容
それでは、肝心の出題内容です。TwitterやYoutubeで発信されている速報をもとに難易度を判定してみました。
Part1:やや難
今回のPart1は語彙が難しかったと言われています。Part1で頻出する単語としては、人の動作を表す動詞や日常生活で登場する名詞が中心となりますが、意外と高校の教科書に載ってないような単語も出題されるのでしっかりとPart1を対策しておくことが必要です。
特に人物が写っていない写真の場合、読まれる選択肢の予想がつきにくいので難しかったかもしれません。聞き取りづらい問題は消去法を使うことで答えが分かりやすかったのではないでしょうか。
Part2:難
やはり今回もPart2では少し難しい問題が出題されていたようです。Yes/No疑問文にそのまま回答していないような回りくどい答えが正解になっているものが見られました。
ただし、ここ2~3年は難易度の高い問題が頻出するようになっており、平年の基準からすると普通の難易度と言えるかもしれません。
Part3:普通
Part3の難易度は普通程度という見解が多かったです。しっかりと先読みを行い対策ができていればすいすいと解答が進んだでしょう。
ただし、3人の会話はやや難しかったようです。男性2人と女性1人の問題で、男性の名前を覚えていないと解答できない問題が出るなど高い集中力が要求されるものも。図表問題も集中力が求められる問題で、1つ1つ選択肢を潰していくような解き方をしていく必要がありました。
Part4:やや難
今回のPart4は問題のレベルもそうですが、スピードが速い問題が出題され、多くの方が苦しんでいました。
新しくオーストラリアの方の音声が出ており、その方が通常より早めの読み上げをされていたようです。また、選択肢の分量が多く、先読みしないと解くのが難しい問題も多かったようです。
Part5:普通
Part5の問題内容はそれほど難しくなかったようですが、単数形/複数形の選択などやや複雑な問題が見られていました。
接続詞や前置詞の問題については、高校英語の文法の範囲で解ける問題が多かったようです。通常通り、基礎文法をしっかりとおさえる+問題集で練習を繰り返す作戦で満点を狙っていきましょう。
Part6:普通
Part6の難易度も普通程度でした。語彙や文法もそこまで難しい問題は出ておらず、落ち着いて全体を見ながら解けば正解しやすかったのではないでしょうか。Part5と違い、文の穴埋めが出題されるパートでもありますので、Part6に絞った対策を行っていくと高得点が望めるでしょう。
Part7:やや難
Part7は最難関と言われるパートですが、引き続き難しい問題が出題されていたようです。
また、「NOT問題」と言われる「○○でないのはどれか」という問題が多く出題されていたようです。このような問題は選択肢を一つ一つ吟味しなければ正解を出しにくいものもありますので、時間を消費してしまった方もいたかもしれません。
また、マルチパッセージの問題では、1問目から文章の2つ目に根拠があるような問題も出題されており、根拠探しに手間取った方もいたでしょう。
まとめ:引き続き難化傾向は変わらず
270・271回のテストでも、難化傾向は変わらずのようです。公式問題集の6や7といった近年の傾向にあった問題集でしっかりと準備をしておく必要がありそうです。
それでは、引き続き英語の勉強に励んでいきましょう!
コメント