皆さん、第276回・277回TOEICの受験お疲れさまでした!
前回の公開テストが8月末だったので、前回も受けた方は3週間ほど空いての受験だったかと思います。
恒例の公開テストの感想をまとめましたので、できなかった問題はしっかりと対策をして次回テストに挑んでいきましょう!
第276回・277回TOEIC公開テストの出題内容
それでは、早速出題内容について見ていきましょう。これまでの受験経験やTwitterやYoutubeで発信されている情報をもとに難易度をまとめました。
Part1:普通
今回のPart1は難易度としては普通レベルのものが多かったと言われています。それほど難しいものはなく、正解が聞き取れなくても、消去法で選択肢を選ぶことで正解になったと思います。
ひっかけ問題としては、人が出てくる写真であっても人に言及せず、他の部分について言及している問題が見られました。
写真問題はどこに言及されるのかは分かりませんので、事前に写真を見て背景や状況まで読み取っておくと良いでしょう。
Part2:難
Part2は、今回のテストでも難易度は高かったようです。
恒例のひっかけ問題が多数出題されたので選択肢を迷った方も多いでしょう。問題文の頭を聞き逃すと分からなくなるケースが多いので、まずは文頭を聞き漏らさず、質問を聞き取ることに集中しましょう。
特に広い会場では、反響もあり聞き取りにくい部分があるので、リスニングパートの音声が始まった時から、どのくらい反響があるかを把握して問題に挑みましょう。
Part3:普通
Part3の難易度は通常通りで、問題集をしっかりと勉強できていればほとんどの問題では正答を選べたと思います。
音声スピードもそこまで速くなく、落ち着いて解ける問題が多かったです。
Part4:やや難
Part4はPart3と比べるとやや難しめの問題も見られました。Part3よりも読むスピードが速い問題があり、焦った方もいたでしょう。
また、図表問題についてもひっかけのような問題がありました。聞いたことがそのまま回答になるのではなく、当てはまる選択肢を吟味しなければいけない問題があり、しっかりと考えながら解答する必要がありました。
Part5:やや簡単
Part5の難易度は普通程度です。
問われている内容としては、定番の時制や接続詞、品詞の活用などの問題が多く、勉強している方は解きやすい問題が多かったと思います。
イディオムも難しいものはそれほどなく、TOEIC専用の単語帳などで勉強していればスラスラ解けたでしょう。
Part6:難
Part6では久しぶりに難易度の高い問題が出題されたようです。
前後関係をしっかりと把握しないと誤答してしまう問題や、文挿入でも選択肢が良く作りこまれていたりと、
引っかかりやすいポイントが満載の問題でした。今回はPart6に時間を取られ、Part7に時間を使えなかった方も多かったと思います。
Part7:普通
今回のPart7は標準的な内容の問題が多かったと言われています。とはいえ文章の量も質も通常通りだったため、時間が足りなくなった方も多いでしょう。
特に、ダブルパッセージ・トリプルパッセージの問題の選択肢がしっかりと作りこまれており、本文との照らし合わせを入念に行う必要がありました。
今後も同様の量・質の問題が続くと予想されますので、引き続きしっかりと読解力を鍛えていく必要があります。
まとめ:読解力・スピードのさらなる向上を
今回の公開テストは、難易度的には標準に近い問題も多かったですが、ところどころで作りこまれた問題が見られ、
TOEICテスト製作者側の「一筋縄では解かせない」という意思が伝わってくるような内容でした。今後も内容の難化や問題形式の変更などはあるかもしれないので、読解力を向上させ、スピーディーに問題が解けるように練習を重ねましょう!
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