2022年の2回目になるTOEIC公開テストが本日行われました。早速難易度を振り返っていきましょう!
第288回・289回TOEIC公開テストの難易度・傾向
今回のTOEICテストの難易度は、前回と同程度だったと言えます。大きな難化傾向は見られませんでした。ただし、ところどころで難しい文法や単語が見られたので復習しておきましょう。
Part1:普通
今回のPart1は普通程度の難易度でした。写真がややわかりにくい(登場人物が男女どちらかわからないなど)ものもあったようですが、問題自体の内容は通常通りでした。
Part2:普通
Part2は、大きな難易度の変化はありませんでした。やはり質問に直接答えていない問題が多く出題されていましたが、対策をしていれば答えられたでしょう。
Part3:やや難
Part3の難易度はやや難しい程度でした。
内容的に難しいというより、リスニングのスピードが速く、聞き取りにくい問題が多かった印象です。
Part4:やや難
Part4もPart3と同じく読まれるスピードが早く、いつもより集中して聞くことが求められました。また、選択肢もいつもより長く選びにくい問題も見られました。
Part5:普通
Part5の難易度は普通程度でした。高校の文法レベルの問題が多かったですが、1問かなり難しい問題が出題されていました。”far along(とても順調に)”というイディオムが出ており、これは通常のTOEICの難易度を大きく上回るものでした。
今後も難しい熟語が出題される傾向があれば、対策を強める必要があります。
Part6:普通
Part6の難易度は普通程度でした。
文挿入問題はしっかりと状況把握しないと選ぶのが難しかったですが、しっかりと時間配分ができれば正答を選べたと思います。文法事項はオーソドックスなものが多く、それほど難しい問題は無かった印象です。
Part7:普通
今回のPart7の難易度は普通程度でした。
やはり文章量は多いものの、しっかりと意味を取りながら読むと内容は理解できる問題が多かったと思います。
また、ダブルパッセージ、トリプルパッセージではNOT問題が多いフォームもあったようですが、総じて内容的には通常通りと思われます。
まとめ:リスニングがやや難化か?
今回もそうですが、前回も含めてリスニングの難易度がやや上がったような印象を受けました。スピーカーに新しい方が登場したり、問読みのスピードが早くなっていたりと、今年はリスニングの練習を多めにやったほうが良いかもしれません。
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