第280回・281回TOEICの感想-難易度・出題傾向は?

第280回・281回 TOEIC公開テストの 感想雑記帳
最新の公開テストのレビューは第282・283回TOEIC公開テストの感想の記事にて掲載中です!

気温の変化が激しく、もう冬のような気温になってしまいましたが、皆さんお元気にされていますでしょうか?
今回は第280回・281回TOEICの内容を振り返っていきますので、引き続き勉強頑張っていきましょう!

第280回・281回TOEIC公開テストの難易度・傾向

最近難化が進んでいるTOEIC。公式問題集の第8弾も登場しましたが、今回のテスト内容も問題集と同様に難易度が上がっていたようです。
特に、最近ではPart2とPart3の難化が顕著に見られています。Part2はストレートな応答がない問題が増え、選択肢が選びづらくなった点が挙げられますが、Part3もあなどってはいけません。テレワークやデジタル化など近年ホットなトピックが入ってくることも増え、使われる単語のレベルも上がっています。
基礎力を高めることも大事ですが、近年の難化傾向に合わせて対策を進める必要があります。

Part1難易度:普通

今回のPart1の難易度は普通程度でした。あまり難しい単語は使われておらず、写真の状況に合致する文をストレートに選択できればそのまま正解となる問題が多かったです。
人物の動作を表す単語や身の回りにある物を表す単語をおさえておけるとPart1の正答率がぐっと高まりますので、単語の勉強はしておきましょう。

Part2難易度:やや難

Part2は、難しい内容の問題も混ざっていました。おなじみの回りくどい応答が正解になっている問題も全体の3分の1ほどを占めており、答えに迷うことが多かったでしょう。Part2については、単純に英語を聞き取る力を伸ばすとともに、TOEIC独特の応答のパターンを知っておくことで選択肢を絞り込むことができるようになるでしょう。

Part3難易度:難

Part3の難易度は通常より難しかったです。特に、これまで出題がなかったシチュエーションがいくつか見られました。私の見た中では、記者会見のやり取りやCM撮影現場での会話が出ており、会話内容がイメージしにくかったと思います。
また、3人登場する会話でも、3人目が唐突に出てきたりと内容把握が難しい問題がありました。図表問題も選択肢との照らし合わせが厄介な問題が出ており、今回のテストの中では一番難化が見られました。

Part4難易度:やや簡単

Part4はそれほど難しい問題は見られず、普通かやや簡単な問題がほとんどでした。
Part3のように新しいシチュエーションが登場することもなかったので、事前にTOEIC対策をしていた方であれば内容把握は易しかったのではないでしょうか。

Part5難易度:普通

Part5の難易度は普通程度でした。出題傾向には大きな変化は見られませんでした。今回難しかったポイントを挙げるとすれば、関係代名詞と修飾される単語が離れていて、単数形か複数形かで迷わせる問題が出されており、文法をしっかりやっていなければ解きにくかったと思います。
また、語彙でもclientele、deliberatelyなどレベルの高い単語が登場しており、躓いた方も板かと思います。
ただ、全体を通して8割が基礎レベルの問題だったので、公式問題集をしっかりとやっていればある程度の得点は期待できるでしょう。

Part6難易度:普通

Part6の難易度は普通でした。
Part6で難しいのが文挿入問題ですが、今回はそれほど難しくなく、自然に当てはまる文を選べば正解となる問題が多かったです。
Part6は難易度の振れ幅が結構ありますが、今回は簡単な部類に入ります。

Part7難易度:やや難

今回のPart7は毎回難易度の高い文章が出題されますが、今回はやや難しいといった感じでした。
ダブルパッセージやトリプルパッセージの問題は今回も量が多く、読みこなすのに時間がかかったかもしれません。また、今回は単語の言い換えが多く、苦手な方は苦戦を強いられたでしょう。

公式問題集で傾向を知って対策を!

全体を通して、難易度が徐々に上がってきている傾向が見られました。
公式問題集8で登場していた単語がいくつかあったようなので、まだ公式問題集を解いていない方は、次回に向けて解いてみると良いかもしれません。

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