第292回・293回TOEIC公開テストが行われました。今回も難易度や感想について振り返っていきましょう!
第292回・293回TOEIC公開テストの難易度・傾向
全体的な難易度としては、前回よりも簡単になったといえます。リスニング・リーディングどちらも解きやすい問題が多く、
Part1:やや難
今回のPart1はやや難しい問題が見られました。TOEICに頻出の単語・熟語が多用されており、普段からTOEICを受け慣れている方は解きやすい問題だったと思います。逆に、今回はじめてTOEICを受ける方は難しかったかもしれません。
Part2:やや簡単
Part2は、今回は通常の回に比べて簡単だった印象です。Part2のポイントは質問に対して直接的に答えない問題ですが、今回はそのような問題が後半にまとまっており、難しい問題は少なかったといえます。
Part3:普通
Part3の難易度は普通程度でした。図表問題なども通常通り出題されましたが、内容的には解きやすいものが多かったです。
Part4:普通
Part4もPart3と同じく普通程度でした。
やはり前回同様に読まれるスピードは問題集より速いものもあり、普段からスピードに慣れておく必要があると考えられます。
Part5:やや難
Part5の難易度はやや難しいといえます。ひっかけを狙った問題が多くあり、通常より時間を取られてしまった方もいるかもしれません。主語の省略や名詞の役割をする不定詞のように、細かいミスが起きやすい問題が多く見られました。
Part6:普通
Part6の難易度は普通程度でした。文挿入の問題はそれほど難しくなく、前後関係をしっかりと把握すれば解ける問題が出題されていました。
Part7:やや簡単
今回のPart7の難易度は普通程度でした。シングルパッセージの問題は、やや難しい問題が見られましたが、ダブルパッセージ、トリプルパッセージの問題は取り組みやすいものが多かったです。
普段より10~20%ほど時間を節約して解けた方もいたのではないかと思います。
まとめ:難易度の上昇に落ち着きが見られた
近年TOEICの難易度が上がってきていますが、今回は難易度がそれほど高くなく、難化に落ち着きが見られました。
今後も難易度の上昇はあるかもしれないので、早めに対策をはじめることをおすすめします。
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