第376回・377回TOEIC公開テストが行われました。受験された方はお疲れさまでした!
筆者は病み上がりでまだ微熱や頭痛が残る中、なんとか完答してきました・・。皆様も体調にはお気をつけください。
それでは今回も難易度や感想について振り返っていきましょう。
第376回・377回TOEIC公開テストの難易度・傾向
全体的な難易度としては、基礎的なレベルの問題も多く見られましたが、全体的に難易度が高かったと言えるでしょう。特にリスニングでは複雑な図表問題や難しい語彙も出ており、苦戦した方もいらっしゃったと思います。
Part1:普通
今回のPart1の難易度は普通でした。
人物の行動が描写されている問題が多かったです。落ち着いて各選択肢の内容を聞いていけば、消去法でも正解を選べた問題がほとんどでした。複数人が写真に入っているものが多く、”One of the people is ~~”といった表現がきちんと聞けていれば得点できたと思います。
Part2:普通
Part2の難易度は普通でした。問題がほんの一瞬なので、聞き漏らすと致命的ではありますが、聞かれている内容は比較的わかりやすいものが多かったです。
Part3:難しい
Part3は難易度が高く、迷う問題が多かったです。しばらく聞かなければ会話のシチュエーションがわかりにくい問題もあり、すぐにマークシートを塗ることができないものもありました。
また、話者の意図を問う問題もかなり多く、単純に聞き取った内容だけでなく、そこから類推した内容を答えなければいけませんでした。
Part3は問題数も多いため、かなり難しいと感じた方も多かったはずです。
Part4:普通
Part4の難易度は普通程度でした。通常のPart4と出題傾向は大きく変わらずでしたが、質問文や選択肢が長くなっている傾向が見られました。時間がない中でしっかりと選択肢まで読み込むのは難しかったかもしれません。
Part5:普通
Part5の難易度は普通程度でした。通常通り、時制や接続詞、副詞など幅広い分野から出題されていましたが、難易度の高い問題はそれほど多くなかったです。
Part6:簡単
Part6の難易度は簡単と言えました。文挿入問題も、正解のヒントがわかりやすく文中に示されており、それほど時間をかけずに正答を選ぶことができました。
Part7:やや難
今回のPart7はやや難しかったです。シングルパッセージの問題は文章量がそれほど多くなかったですが、ダブルパッセージ・トリプルパッセージ問題はやはり時間のかかる問題が多かったです。
とはいえ、トリプルパッセージでもそれぞれの文章単独で解答できる問題も多く、極端に難しいものはなかった印象があります。
まとめ:難易度は高いが今後も同様の傾向が続きそう
今回の試験では、特にリスニングPart3の難易度が高く、今後も同様の傾向は続いていくと考えられます。
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